百日紅と想い🌺

サルスベリのお花

サルスベリ

今日も、青い空、真っ白な雲!今更ながら、夏本番!だなと感じています。

 

玄関を出て、左側に自転車やベビーカーの置ける駐輪スペースがあるのですが、今年はそこに『百日紅』を植えました。

 

本当に綺麗✨

 

百日紅』と初めて見た時には、ヒャクニチベニ??と、なんとも無知丸出しの読み方をしたりして、今となっては、笑い話です。

 

サルスベリ』と読むのですね。なんて美しい読み方!と感じた日を思い出します。華やかで美しい花です。

 

花言葉、雄弁・愛嬌・不用意・潔白・あなたを信じる、といくつかあるようです。この中の、潔白・あなたを信じる、は伝説から生まれた花言葉だそうです。『ある王子が恋人に百日後に再会を約束して旅に出た。帰ってくると恋人は病で亡くなっていて、その墓地に咲いていたのが、百日紅だった』という切ない恋物語の伝説に由来した花言葉のようで、この美しい花が風に吹かれ揺らめいて、まるで、再会できなかった恋人に、お帰りなさいと代弁してあげているような、そんな思いを感じるほど、美しい花です。

 

再会の約束、この言葉を耳にすると、モーツァルトの『アヴェ・ヴェルム・コルプス』を想います。病で療養していた妻のもとを訪ねたモーツァルトが、その療養先の近くにある教会に、妻によくしてくだっさてありがとう、のような感謝の気持ちで、この讃美歌をプレゼントした曲で、一度聴いたら忘れられない、美しい曲です。

 

『アヴェ・ヴェルム・コルプス』皆さんも、是非聴いてみて下さい。この曲をプレゼントされた教会は、モーツァルト直筆の楽譜を大切に保管していて、今もなお、アヴェ・ヴェルム・コルプスをうたう讃美歌合唱団が継承され続けています。

 

人の想いが受け継がれて行く、すごいことですね。

 

人の想いといえば、レッスンに来ていたある男の子が引っ越しのため、『またいつか会おうね』と約束して、さよならをしました。当時小学生だった男の子が、大学生になり、また東京に戻ってきて、レッスンへ来ることになりました。仕草や話し方から、優しい真っ直ぐに育ったんだな、と感じられました。まだ20年くらいしかない人生の中でも、生きていれば、様々なことが起こります。それでも、優しさの感じられる子に育つには、物事をそのように捉え生きてきた証です。そして、一番近くで、育て、支えた親御さんの優しさもあってのことです。

 

百日紅』今年は、この花と縁があるのかな。。。

 

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