満月と月の光🌕
秋分の日の数日前、美しく、光に満ち溢れた満月が、静かに、幻想的に夜空に浮んでいました。
この月の光の美しさや色は、伝えようもない程美しく、、、かぐや姫のお話が語り継がれるのも、こんなに幻想的だからなんだろうな、と改めて納得してしまいます✨
いつだったか、海に映る月を見た時も、湖に映った月を見た時も、空に浮かぶ月や水面に映るもう一つの月、そして空の月から水面へスーっと広がるように美しく静かに輝く月の光、自然てすごいな、と心の奥で祈るような気持ちになり不思議な感覚を覚えました。
そして、これは、文学なら作家、絵画なら画家、音楽なら作曲家が
『美しさを心にとどめておきたい』そう思うに違いないと感じました。
太陽から得る感覚とは又違いますね。
夜は、昼間と違って、物事を思いふけったり、悩みが深まってみたりします。夜という空間に、月の美しい光が入りこむことで、静かに
『今どうしたいか』
『何を考えるべきか』
『どうしてこの気持ちに気づいたか』
内へと意識が向きます。そして、答えが出なくても、そう感じることで、気持ちが少しだけ整理され、月の光を浴びて、静かに『自分が優しく包まれている』そんな感覚にもなります。
1曲だけ、ドヴュッシー作曲『月の光』の話をしようと思います。ベルガマスク組曲の第3曲がこの有名な『月の光』という曲です。
ドヴュッシーの生きていた時代は、絵画の分野も印象派という、見たものをそのまま絵にする時代。音楽も、聴けばその光景がイメージできるような、豊かな色彩や感情を、そのままピアノの響きの中に表現させた音楽の分野ができました。
静かな夜空に浮かぶ月、水面に映る月、その月がさざ波と一緒に揺れる、月の光が水面へ落りている、そんな絵画を弾きながら想像出来るドヴュッシーの『月の光』。
皆さんも、月の光を弾いたり、聴いたりしてみて下さい。
どんな美しい月の様子が感じられるでしょうか。
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